virtualenv使用して複数の開発環境を切り替えて使えるようにした時のメモ

UbuntuへのVirtualenvのインストール

pythonでいろいろなライブラリを入れていくと管理が大変そうなので、開発環境を分けられるようにvirtualenvも入れておきます。

(Github) pyenv/pyenv-virtualenvインストール方法

virtualenvのインストール

1
$ git clone https://github.com/pyenv/pyenv-virtualenv.git $(pyenv root)/plugins/pyenv-virtualenv

2023/2/20 の時点では、pyenvをインストールしたら同時にインストールされていました。
自動で有効化するよう以下のようにコマンドを実行します。

1
$ echo 'eval "$(pyenv virtualenv-init -)"' >> ~/.bashrc

そしてシェルを再起動します。

1
$ exec "$SHELL"

pyenvとvirtualenvの使用

pythonの特定バージョンをインストールし、virtualenvで開発用の環境を複数作ってみます。

virtualenvを使用して開発専用の環境を作る

次にvirtualenvを使用していくつか環境を作ってみます。
今回作るのは、develop-3.10.4と、develop-3.11.2という2個の環境です

以下のコマンドを実行して環境を作ります

1
2
$ pyenv virtualenv 3.10.4 develop-3.10.4
$ pyenv virtualenv 3.11.2 develop-3.11.2

virtualenvを使用して開発専用の環境を使用する

以下のコマンドを実行して環境を適用します。
適用されるとコンソールのユーザー名の前に環境名が表示されるようになります。

1
$ pyenv local develop-3.10.4
1
(develop-3.10.4) testuser@python-pc:~$ 

pythonのバージョンは、指定した3.10.4になっています

1
2
$ python --version
Python 3.10.4

もう一方のdevelop-3.11.2に変更してみます。

1
$ pyenv local develop-3.11.2
1
(develop-3.11.2) testuser@python-pc:~$ 
1
2
$ python --version
Python 3.11.2

最後に、開発専用の環境から抜けてみます。

1
$ pyenv local 3.11.2
1
testuser@python-pc:~$ 

環境名が消えました。

このようにして、環境を切り替えて使用できるようになりました。